「ご自身と会話していますか?」と問われて、あなたはどう答えますか?
ここでしっかりと押さえておきたいのは、自分との会話は…、
とても大切です。
では、どうして大切なのか?
私たちは、多重人格者だからです。
知らず知らず、自分という人間は一人のパーソナリティで出来上がっていると思い込んでします。
よく考えてみてください。
一人のパーソナリティだけであれば、人間迷いません。
迷うのは、自分の中に複数の人格が存在するからです。
まずは、自分の中にいろいろな自分がいるということを認識することです。
あなたの中にどんな人格がいますか?
精神分析学者フロイトは、人間には3つのパーソナルが存在すると謳っています。
3つのパーソナルは、スーパーエゴ、エゴ、イド(エス)です。
最初は、この3つの視点でご自身を眺めてみてもいいかもしれません。
スーパーエゴとは、社会観・道徳観・倫理観から出来上がる人格。
エゴとは、自分中心の人格。
イド(エス)とは、好き嫌い等、快・不快を司る人格。
理性的大人の自分、快・不快をいう子供の自分、自分本位に決定したい自我の自分。
この3人が共存していると思って自分を眺めてみてください。
いかがですか?3人の自分存在していましたか?
3人の自分のそれぞれの言い分はいかがですか?
自己決定とは、この3人の自分が皆、納得して行うことです。
3人の自分が納得して決めたことですから、どういう結果になろうが納得します。
どういう状況になろうが迷いません、悩みません。
結局、自分が決めたことですから、結果に責任が持てます。
素直に反省改善が出来ます。
そして、人生が自分のものになっていきます。
だから、自分との会話、とても大切なのです。