「人や社会の役に立ちたい」と思う人が増えたように思います。
特に若者に。
人間も進化していっていますし、いつ命を落とすか
わからない時代(例えば、戦国時代など)ではありませんので、
(自分のことだけでなく)世の中のことを考えれるように
なったのかもしれません。
「人や社会のお役に立いちたい」と思える人が増えてきたのは
全体的は良い傾向といえます。
ただ、「人や社会のお役に立いたい」という想いがどこからきているか!
きちんと見ていく必要を感じます。
というのは、…
「人や社会に役に立つこと」によって、自分の価値を実感したい!
即ち、今の自分に価値を感じていないので、「人や社会のお役に立ちたい」
と言っておられる人も多いと感じています。
自己肯定感が低い!
自己肯定感が低い状態で、人の役に立とうとすると自己犠牲になります。
自己犠牲はエネルギーを著しく消費するので、他の何かでエネルギーを
確保していかないといけません。
例えば、過食、不純な交友、アルコールや薬物等の依存症、…
自分を傷つけることや問題を引き起こす要因となります。
よって、人や社会の役に立ちたいのなら、まずは、
自分ときちんと会話する!
自分と向き合う!
自分を尊重する!
自分の人生の主人公は自分!
自分の時間を大切にする!
自分を正当化したり、自分を肯定するということではありません。
自分や今の現状を否定も肯定もせず(ジャッジメントせず)に受容する。
受容すると、これからどうするか、どうしたいかが見えてきます。
自分がどうしたいか、どんな生き方がしたいかがあってこその社会貢献。
自分が何をしたいのかがわからないという人は、現状や自分を受容することが
不足しているのかもしれません。